2006年12月21日
マルコス・バグダディスについて
2006年も後10日を残すのみとなりました。
今年活躍した若い選手達について書こうと思います。
なんといってもバグダディスでしょう。
21歳にしてあの風貌、全豪でいきなり決勝まで勝ち上がって、ロジャーに負けましたけどすごい勢いでした。
キプロス出身、14歳で奨学金をもらいパリにテニス留学しました。
16歳の時、大阪スーパージュニアで優勝、2003年全豪ジュニアで優勝。
特筆すべきは今年の全米二回戦のアガシ戦でしょう。
本当に感動的でいい試合でした。
アガシが現役最後に勝った相手となりました。
劣勢でも一生懸命な姿と(ピョコピョコという感じの)コミカルな動作、ラケットをいじめたりしないところが魅力です。
今年は9月のチャイナオープンで対戦成績0-3だったアンチッチに勝って、ATP初優勝しました。
ランキングも2005年のスタートは155位でしたが、2006年1月には55位になり、今年は12位で終わることができました。
2年程前から若手マニア(?)の間では名前が出ていた選手なので、ここまでの活躍は予想されるものだったのでしょうね。
まだバックハンドに改良の余地があるようなので、来年はまた進化した姿をみせてもらいたいです。