MOMOより愛をこめて テニスはやるのも楽しいけど、観戦の楽しさも知ってほしい

昨日の試合、ロジャー・フェデラーの完勝でした。
また今日もつらつら考えてしまっています。

第一セット、ゴンちゃんはロジャーのサーブ、ショットを読みSFまでと同じようなテニスが出来ていた。
でも豪打を打つと豪打が返って来て、フェデラーも負けず嫌いだなと思って見ていた。
速いボールがもっと速く返って来るとだんだん苦しくなっていく。
それも角度がついていたり、とても深く返って来る。
ゴンちゃんは豪打が打てなくなったんじゃないだろうか。
そして今度はスライスなどの変化球もロジャーに読まれて、打ち込まれてしまった。
ファースト・サーブも入らない。
だんだん追い込まれていく。

ロジャーが進化したゴンちゃんのテニスを研究しつくしていたんじゃないか。

最後の方はもうどうしていいかわからなくなったゴンちゃんが、昔のような無理攻めをしてしまっていた。

どんなショットが来ても対応できる、どんなショットででも応酬できる。

余裕のロジャーと初めてGSの決勝に望んだゴンちゃんではとても大きな差があった。

でもロジャーは実は何でも打ててしまう。
プレーの引き出しが沢山ある選手。

まだまだゴンちゃんは進化の途中だと思いたい。
どこをゴールとするのかは本人次第。

でも世界中で、知名度、好感度ともに大幅にアップしたことは間違いないですね。

昨年のバグちゃんのように生活が一変してしまって、テニスに集中できる状況にならなくなったのはお気の毒です。

若手もどんどん成長してきていますので、今後も期待をこめて男子テニスツアーを楽しみたいと思っています。

最後に、岩佐徹さんのブログにゴンちゃんのインタビューの和訳がありますので、興味のある方はどうぞ。

http://www.toruiwa.tv/blog/index.html