2009年02月04日
映画『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳別れの手紙』
今日は映画を見てきました
以前にも見たい映画ということで紹介していましたが
12月7日の過去記事「映画の話」
先々週に前編『28歳の革命』
今日後編『39歳別れの手紙』
この映画は2作で起承転結なのです
監督スティーブン・ソダーバーグ
主演ベニシオ・デル・トロ
革命家エルネスト・ゲバラの伝記映画
この映画の一番興味深いところは
伝記映画史上初めて、実物の方が演じる俳優よりもハンサム、或いは美青年だったことだそうです
確かに40歳をすぎたデルトロがやるのはちょっと苦しい場面もありました
でも、彼は元々ストイックな役柄は得意
減量して撮影に臨んだ演技は十分素晴らしかったし、途中からはゲバラ本人が乗り移っていた感さえありました
後編からは何でそんな辛い勝ち目の乏しいゲリラ戦に突入していったのか
キューバ革命を成功させて搾取されていた人々を救い、大臣になり農業を教え、学問を教え
人々に尊敬され愛され「チェ」と呼ばれていたのに
家庭を持ち、そのままで十分幸せな人生と仕事を続けることができたのに
前にも紹介しましたが、『モーター・サイクル・ダイアリーズ』という映画の中で
「混血人種(インディオとヨーロッパからの移民)の集まりで成り立っている南米の国々は実は一つの国なんだ」
そして、「貧しい人々、医療を受けられない、読み書きのできない人々をなんとかしたい」
・・・という熱い思いに駆り立てられて、メキシコで出会ったフェデル・カストロの誘いに乗り、キューバ革命のために尽力した(前編)
しかし・・・キューバは所詮は自分の国ではなく、自分の居場所ではなかった
そして原点である南米に戻って行くのが後編
私にはとても面白い話だったし、映画の出来云々よりもゲバラの真実が知りたかったので充分満足できる映画でした
面白いという類の映画ではありませんが、興味のある方にはお勧めします
やはり1950年代の中南米と北米の状況、共産主義革命についてなどを理解していないと、ただの殺し合いの映画になってしまうのかもしれませんね
その前に何度もしつこいようですが、『モーター・サイクル・ダイアリーズ』を!
『チェ』公式サイト
以前にも見たい映画ということで紹介していましたが
12月7日の過去記事「映画の話」
先々週に前編『28歳の革命』
今日後編『39歳別れの手紙』
この映画は2作で起承転結なのです
監督スティーブン・ソダーバーグ
主演ベニシオ・デル・トロ
革命家エルネスト・ゲバラの伝記映画
この映画の一番興味深いところは
伝記映画史上初めて、実物の方が演じる俳優よりもハンサム、或いは美青年だったことだそうです
確かに40歳をすぎたデルトロがやるのはちょっと苦しい場面もありました
でも、彼は元々ストイックな役柄は得意
減量して撮影に臨んだ演技は十分素晴らしかったし、途中からはゲバラ本人が乗り移っていた感さえありました
後編からは何でそんな辛い勝ち目の乏しいゲリラ戦に突入していったのか
キューバ革命を成功させて搾取されていた人々を救い、大臣になり農業を教え、学問を教え
人々に尊敬され愛され「チェ」と呼ばれていたのに
家庭を持ち、そのままで十分幸せな人生と仕事を続けることができたのに
前にも紹介しましたが、『モーター・サイクル・ダイアリーズ』という映画の中で
「混血人種(インディオとヨーロッパからの移民)の集まりで成り立っている南米の国々は実は一つの国なんだ」
そして、「貧しい人々、医療を受けられない、読み書きのできない人々をなんとかしたい」
・・・という熱い思いに駆り立てられて、メキシコで出会ったフェデル・カストロの誘いに乗り、キューバ革命のために尽力した(前編)
しかし・・・キューバは所詮は自分の国ではなく、自分の居場所ではなかった
そして原点である南米に戻って行くのが後編
私にはとても面白い話だったし、映画の出来云々よりもゲバラの真実が知りたかったので充分満足できる映画でした
面白いという類の映画ではありませんが、興味のある方にはお勧めします
やはり1950年代の中南米と北米の状況、共産主義革命についてなどを理解していないと、ただの殺し合いの映画になってしまうのかもしれませんね
その前に何度もしつこいようですが、『モーター・サイクル・ダイアリーズ』を!
『チェ』公式サイト
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